ブログをご覧の皆様、こんにちは。
大阪センターの鎌田です。
2010年が始まり、約半年が経とうとしています。
梅雨に入り始めたこの頃、大阪センターでは初の試みで
先輩社員による新入社員のための勉強会が始まりました。
まだまだ勉強が必要な私もお願いして一緒に参加させてもらっています。
4回シリーズで行われる勉強会のうち、
今回は第2回新入社員勉強会で私が学んだことを紹介します。
まず、勉強会のテーマは「可能思考研修を
自分の言葉で説明できるようになること」でした。
講師は、入社3年目の竹内さんでした。
お忙しい中で準備までして下さり、本当に感謝です。
今回は、同じ可能思考研修を受講した新入社員のお二人が
結果的には同じ内容をお伝えいただいているのですが、
説明時に使う言葉が違うことが、とても印象的でした。
研修ではお二人に、同じ内容・同じものをお伝えしていても、
言葉の表現方法は人それぞれなのだと勉強になりました。
その違いは、二人のこれまでの背景や経験、持っている
言葉の違いにあると感じました。一人ひとりの体験によって
出てきやすい言葉や、よく使う言葉がこんなにも違うのかと
新しい学びにもなりました。
例えば、新入社員の一人である花岡さんは、自分の可能思考を
どう活かしていくかを日頃から考えている姿をよく見かけます。
例えば、何か失敗しても「失敗したことは失敗したこと。
次につなげないようにする」ときっぱりと決めています。
この考え方も一種の可能思考でしょう。
対して、もう一人の新入社員である木村さんは可能思考を学ぶことで、
「次を考える方法」を見つけたように感じています。
恐れ多いながら、木村さんと私は「落ち込みやすい」という
部分でよく似ているなと感じることがあります。
失敗した時に落ち込んで、なぜ自分はできないんだろうと
考え込んでしまいます。そして、私に至っては、その気持ちのまま
他の仕事にも臨むので失敗の連鎖が起こるときもある程です。
しかし、可能思考研修を学んで初めて私は連鎖の仕組みに
気が付くことができました。
私の場合、は考えれば考えるほどに「失敗」や「できない」といった
マイナス思考の言葉に支配される時間が長引いていることに
研修を受講して初めて体感しました。
今でも、時折マイナス思考の穴に陥ることがあります。
しかし、しばらくすると「できない」ばかりを考えている自分に気が付くことができるようになりました。
今回の勉強会を通して、自分が体験してきたことを
言葉にする難しさと、大切さを学ぶことができました。
今年の新入社員お二人も、自分の言葉で一生懸命説明している姿が、
業務にも役立つと思っています。そして何よりも、
お二人の人生で役立つこととなるでしょう。
自分の気持ちを伝える言葉を持ち合わせていないことほど、
辛いことはありません。このような勉強会を積み重ねることで
私自身はもちろん、お二人にも自分の言葉を持って
業務に臨める社員になってほしいと思います。
さて、次は東京センター當山さんです。
よろしくお願いいたします。
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