ブログをご覧の皆様こんにちは。
本日は、東京センター都築さんに続きまして、
大阪センター木村がお送り致します。
皆様は、「積小為大」という言葉を聞いた事がありますでしょうか。
この言葉は、かの有名な二宮尊徳翁の言葉です。
日本創造教育研究所の玄関口には、二宮尊徳翁の像があり、
その像にこの言葉は刻まれてあります。
入社した当初は、会社の前に二宮尊徳翁の像がある
ということに多少の違和感がありました。
なぜなら、二宮尊徳翁の像といえば、
小学校の校庭にあるものだというイメージが強く
町中に、ましてや企業の玄関先に立っているイメージが全くなかったからです。
しかし、改めて言葉一つひとつを意識して読むと
自分自身の毎日の生活に活力を与えてくれる言葉であることを今は実感しています。
【二宮尊徳翁の像】
「積小為大」
大事をなさむと欲せば
小なる事を怠らず勤むべし
小積もりて大となればなり
およそ小人の常大なることを欲して
小なることを怠り出来難き事を憂いて、
出来易く事を勤めず
それゆえ終に大なる事をなすことを能わず
それ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり
この言葉の意味は、大きなことをしようと思うならば、
小さいことを怠けずに励まなければならない。
小さいことの積み重ねこそが、大きなことを生み出す。という意味です。
この言葉を読むことで、今目の前に降りかかっていることに対して
逃げることなく精一杯全力で取り組もう!そうすればいずれ想いは叶うと
思う事ができるだけでなく、何事も小さなことを怠らずに積み重ねることで、
いずれ大きなことが出来る人材になれるのだと
自身の目標に対して自分を奮い立たせる事が出来ます。
現在私は、研修部門に所属しており、
その中でも職能研修の業務を担当しております。
弊社では、前向き思考・ポジティブシンキングといった"できる思考"について
実習を通して学んでいただく可能思考研修(SA、SC、PSV)と
それぞれの役職や立場にあった、仕事をする上でのスキル面を学んでいただく、
職能研修とがございます。
私が担当している職能研修の主な業務内容としましては、
受付準備や受付対応、入金の確認や
申込書の入力、そしてFAX通信の配信などがあります。
2年目の社員として、後輩育成とともに私自身もまだまだ覚える必要がある業務や
理解しきれていない部分が多くあり、業務習得に奮闘している最中です。
その中でも、日々業務を行うにあたって、基本的な業務の習得(土台)が
とても大切であることを感じています。
この基本的な部分の質の向上を貪欲に目指す事が、
研修部門の将来を担う社員になるという目標を
いずれ達成できると、周囲の先輩方の姿を見て感じ取る事が出来ています。
私にとって「績小為大」という言葉は、元気の出る言葉であり、
目標実現の為に、心して些細なことから取り組んでいきたいと
思える言葉であります。
また、日々の業務のなかで、思い通りに行かない事があっても
この言葉を思い出すと、今目の前で起こっている出来事は、
これから成し遂げたい事柄にとって、とても重要な部分を
占めているのだと肯定的に捉える事ができると私は思っています。
この言葉を胸に噛みしめ
日創研 研修部門の将来を担う社員を目指して参ります。
最後までお読み頂きありがとうございます。
次回担当は、大阪センター花岡さんです。
よろしくお願い致します。
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