皆様、こんにちは。
いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。
福岡センターの高さんに引き続きまして、
今週は東京センター榧守がお送り致します。
さて突然ですが、質問です。
あなたの長所はどこですか。
また、それを仕事にどのように活かしていらっしゃいますか。
7月7日、8日と第3回目の新人合宿があり、
自分の長所・短所を日常で活かしていく働き方を考えました。
新人合宿とは、3月から11月の隔月に全センターの同期が、
大阪 箕面にある明徳庵に集まって行う2日間の合宿のことです。
1日目に自主勉強会と山登り、
2日目には先輩が各回のテーマに対して講義をしてくださいます。
社内でも一番距離の近い同期と意見をぶつけ合うことで、
他者の意見を受け入れたり、時には自分の意見を通したりしながら
仲間の合意を得る能力を養うことを目的としています。
今回は、1日目の自主勉強会で行ったエゴグラムの様子についてお伝えします。
エゴグラムとは、交流分析という心理学の分析手法の一つで、性格を分析するものです。
自分とはどういう人間であるかを知ると、人間関係や仕事をする上で
うまくいっているところ・うまくいかないことを理解することが出来ます。
いいところは伸ばし、うまくいかないところは改善することで、
より豊かな人生を生きることが出来るようになります。
エゴグラムでは、自分の性格をCP、NP、A、FC、AC、RCという6つのエネルギーから考えます。
「人から頼られることが多い」「相手を見下す傾向がある」といった60個の質問項目に
・0(あまりない)
・1(ときにはそうである)
・2(大体そうである)
・3(まったくその通り)
で答えることでエネルギーの高さとバランスを知り、
自分の性格を客観的に知ることが出来ます。
6つの性格の特徴を簡単に説明すると以下のようになります。
詳しくは『幸せの心理学』上下巻をご覧ください。
研修では『幸せをつくる人間関係向上セミナー』がございます。
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* CP(父親的な部分:強い信念を持ち、理想を求める) *
* NP(母親的な部分:優しく、肯定的・保護的) *
* A(成人の部分:落ち着いていて、建設的、客観的) *
* FC(自由な子供の部分:天真爛漫、自分中心、好奇心旺盛) *
* AC(順応な子供の部分:素直、同意・共感を求める) *
* RC(反抗の子供の部分:負けん気が強く、根性がある) *
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研修内では、60の質問に答えて各自の値を出した後、
講師がそれぞれの性格について解説を行いますが、
私達は、1年前に新入社員研修や可能思考研修を通じてエゴグラムを行っているため、
少し違うやり方で行いました。
他人からみて自分がどのようなエゴグラムを描いていると感じるか、
同期に自分のエゴグラムを採点してもらい、
自己評価でつけたものとのすり合わせを行うという方法です。
例えば、私の場合、3人ともNPとACが高く、Aの低いM字型のグラフになりました。
自分で予想して書いたものも同じM字型になり、
自己評価と他人から見た印象が一致していることが分かりました。
つまり、AC「周りの期待や欲求に応えよう、という気持ちが強」く、
NP「優しく、愛情が豊かで大らか」な反面、
A「客観的事実やデータに基づいて冷静に考え、判断する」ことが苦手という性格です。
その後、今度は実際に60の質問に答え、自分の現在のエゴグラムを出してみると、
CPとACが高く、FCが低いN字型になりました。
私はAC=「自分を抑えて相手に自分を合わせようとする傾向」が強いため、
エゴグラムを行う環境ごとにグラフの値がかなり上下するのですが、
心を開いている同期の中で行った結果で、
A「客観的事実やデータに基づいて冷静に考え、判断する」と
RC「負けん気が強く、根性がある」の値が高まる、
つまり、力が養われていて嬉しかったです。
次は9月にある、新入社員研修の受け入れとして研修に入らせていただく際に
エゴグラムを行う機会がございますので、
どのような場面でも自由に自分を表現できるよう、それぞれの力を高めていきたいです。
合宿の最後には、長所と短所からそれぞれ「強化する為の対策」と「補強の為の対策」、
「2か月後の目標」「1か月後の目標」「まず1週間で行うこと」へ落とし込みを行いました。
長所を活かした働き方では、先輩方のアドバイスを素直に受け入れられることを活かし、
先輩方に意見を求め、取り入れていくというアドバイスを頂きました。
反対に、短所の改善では、要因分析を行い、PDCAサイクルを回していくことを目標にしました。
また2か月後に合宿がありますので、良い報告が出来るよう、
同期の仲間とともに頑張ってまいります。
続きましては東京センター小網さんです。
来週もお楽しみに。
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