みなさんこんにちは。
大阪センターの濱田さんに引き続き、東京センターの小網が今週ブログを担当させて頂きます。
よろしくお願い致します。
先日、お嬢さんと一緒に親子の効果的なコミュニケーションセミナーを受講した上司がおります。(以下親子セミナーと書きます。)
親子セミナーとは弊社の研修の一つであり、ゲームや実習を通して子どもとコミュニケーションをとり、親子の絆を深めていくための研修です。
弊社では研修を受講する際、受講前に決意や意気込み、そして受講後には感想や気づき、研修を受けてどんな事を学んだかなどを皆に共有します。
親子セミナーを受講した上司からは以下の様な気づきの共有がありました。
子どもを育てていくうえで大切なのは
" 親が子どもを本気で信じる事 "
" 子どもから信じてもらえる親である事 "
そして何よりも
" 親である自分が自分自身を信じる事 "
つまり、
" 自分は子どもを信じている。 "
" 子どもから信じてもらう事が出来る。 "と、
" 自分自身を信じる事が大切である "
という事でした。
以上の上司の気づきを聞いて、感じた事をまとめてみたいと思います。
「人を信じる事」は大切です。
しかし人は「人を信じる事」に対して臆病です。
信じていた相手に裏切られるかもしれないという恐怖、せっかく信じてくれた相手を裏切ってしまうかもしれないという恐怖を常に持っています。
「信用」は簡単に失う事が出来ますが、一度失われた「信用」はなかなか回復する事が出来ません。
自分の「信用」も、そして相手の「信用」も失わない為に、人は「人を信じる事」に慎重になってしまうのかもしれません。
よく「コミュニケーション能力は大切である」という言葉を聞きます。
何故大切かというと
・相手を理解するため
・自分を理解してもらうため
など、色々理由を聞いた事がありますが、
私は、以下2点のポイントより、
「コミュニケーションをとる事」が、そもそも「人を信じるため」の手段の一つなのではないかと思いました。
相手とコミュニケーションをとるからこそ、
・相手を信じる事が出来る
信じる為の手段の一つとして「相手を理解する事」がある。
・相手に信じて貰える自分である
信じてもらえる為の手段の一つとして「自分を理解してもらう」必要がある。
つまり、「自分自身を信じるため」に
相手を信じ、信じてもらえる事が大切なのだと思います。
結局、「コミュニケーション能力が高い人」というのは、
「多くの人を信じ」、「多くの人に信じられる人」の事を言うのではないでしょうか。
人と上手に「コミュニケーション」をとっている人というのは、
人を信じ、自分を信じる事が出来る勇気を持った人の事を言うのではないでしょうか。
研修会場は、ある意味実験室と同じです。
親子セミナーは、仲間と共に「信じ合える関係」を構築していきます。
このようなセミナーを通して、子ども達は、
「信じられる仲間」を「信じる強さ」や、「信用」「信頼」を学びに来るのかもしれません。
私達は小さい時、
「知らない人にはついて行ってはいけません」
「知らない人を信じてはいけません」
などと習います。
簡単に人を信じてはいけない、そんな世の中だからこそ、
「人を信じる事の喜び」や「信じられているという安心感」を学ぶ事が必要なのかもしれません。
そして、そんな子ども達を通して、
「この子達が安心して人を信じられる世の中を作りたい」
と、大人は思うのかもしれません。
そんな事を学ぶ為に、親子セミナーの様な「親と子が真剣に関わるセミナー」が必要なのかもしれません。
上司の報告を聞いて、そんな事を考えました。
日常生活で、この様に人から「学ぶ」事がとても多くあります。
学ぶ機会を与えて下さる上司や環境に感謝いたします。
【 写真 : 親子セミナーのパンフレット 】
以上でございます。
ありがとうございました。
次回は大阪センターの宮田さんです。よろしくお願い致します。
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