皆様、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
宮田さんに引き続きまして、
今週は東京センター榧守(かやもり)がお伝えいたします。
先月7月は、弊社の「親孝行月間」でした。
この親孝行月間は、代表の田舞が全社員に向けて今年新たに制定したものです。
弊社のこれまでの親孝行への取り組みとしては、
毎年ゴールデンウィークに、新入社員を対象として行われる「帰省研修」があります。
帰省研修とは、社会人として働き始めて初めていただくお給料である初任給を使って、
今まで自分を育ててくださった両親に対して、感謝の気持ちを伝える実習です。
帰省研修では、どの地方の出身者も必ず実家に帰り、
両親と対面してお礼を伝えます。
また、実家から通い毎日両親と顔を合わせている社員であったとしても、
感謝の気持ちを伝えることを雰囲気に委ねるのではなく、
きちんと対面する時間をとって、お礼を伝えるのです。
私は静岡の出身ですが、昨年帰省研修を行った際は、
両親を和室に呼び、プレゼントを渡しながら
「今までありがとうございました」とお礼を伝えました。
父には、毎日日記を書く習慣があるため、少し高価な多機能ボールペンを、
母には、マッサージ器をプレゼントしました。
二人ともとても喜んでプレゼントを受け取ってくれ、
一緒に過ごす時間がとてもあたたかかったことを覚えています。
親の手を離れて、社会人として働く自覚を持つことの出来た実習でした。
帰省研修後には、2か月に1度発刊されている社内報に感想文が掲載されました。
体験を文章にしてまとめたことで、学びを振り返ることが出来、
新たな気づきを得ることが出来ました。
「社内報:『幸せの創造』 私たちの感想文が載っています」
さて、そんな帰省研修から1年が経ちました。
2年目社員となり、気がつけば最後の帰省からはや半年が過ぎていました。
年末までは、毎月のように実家に帰っていましたが、
東京暮らしや、仕事にも慣れ、帰らない月が増えていました。
そうして、親孝行月間をきっかけに実家に帰ったのですが、
私は大学時代も実家から学校へ通っていましたので、
考えてみれば、両親と半年も会わなかったのは、人生で初めてのことでした。
久しぶりに見た両親は、また一回り小さく感じ、
会うことの久しぶりさを強く実感しました。
道すがら、例えば毎月実家に帰ったとして、ということを考えたのですが、
毎月帰ったとしても両親に会えるのは、1年に12日、
実家で暮らしていたころの2週間分にも満たないのです。
そのことを考えた時、本当に両親と過ごす時間を大切にしなければならないと思いましたし、
このように、あらためて実家に帰るきっかけを作ってくださった田舞さんに感謝の気持ちが湧いてきました。
そして、親元を離れて、東京で一人暮らしをして働くことを許してくれた両親にも本当にありがたく思いました。
また、親孝行を通して他者との時間や関係性を意識することで、
お客様やスタッフとの関わりにおいても、
「お話させていただいている貴重な時間やご縁を大切にしよう」
「どの方も家族にとって、かけがえのない一人なんだ」
と、相手を思いやる気持ちがより強く持てるようになりました。
「親孝行したい時には親はなし」と言います。
8月にはお盆もございますので、
早盆の地域の方も、これからお盆の方も、
改めてご両親やご先祖様へ想いを伝えられてみてはいかがでしょうか。
このブログがあなたのきっかけになりましたら嬉しいです。
それでは、来週は福岡センターより高さんがお伝えいたします。
来週もぜひご覧くださいませ。
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