【5Sの実践!すべての意識の低下は5Sの乱れから起きる。】

人材育成通信をご覧の皆様、こんにちは。
いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。

今週は、月刊「理念と経営」を発刊しております、コスモ教育出版の堀本華花(ほりもとはるか)が担当いたします。どうぞ、宜しくお願いいたします。

今回は、私たちが行っている「5Sの実践」についてご紹介いたします。まず、「5S」とは何かについてご説明いたします。

「5S」とは、整理(せいり、Seiri)、整頓(せいとん、Seiton)、清掃(せいそう、Seisou)、清潔(せいけつ、Seiketsu)、躾(しつけ、Shitsuke)の5つの言葉の頭文字である「S」を取ったもので、主に製造業・サービス業などの職場環境の維持改善で用いられる言葉です。

グループ会社であります、日本創造教育研修所で行っている「可能思考研修 実践コースPSV」の講義の中で、5Sを実践することの重要性について、研修を受講して頂いている皆さまにお伝えしております。

5Sの重要性については、研修の中で大切であるとお伝えしている、凡事徹底という考え方に繋がります。凡事徹底とは平凡なことを非凡に努めること、つまり当たり前のことを当たり前に継続して行うということです。そうすることで、誰にも追いつくことの出来ない絶対差を創りだすことが出来ると同時に、小さなことに気づき、感謝できる人間になっていくのです。

研修の中で5Sの重要性をお伝えする立場として、皆様以上に私たちが意識を向けていこう!という想いから、「5Sの実践」を行うようになりました。

実際に私たちが行っている、それぞれの具体的な実践目標をお伝えいたします。
整理:いらないものを捨てる、整頓:必要なものをいつでも取り出せる状態にしておく、清掃:机の上やその周辺の掃除の徹底、清潔:身だしなみを整え、整理・整頓・清掃を維持する、躾:挨拶・返事の徹底ということを掲げています。

これらを実践するために、私たちが行っている3つの取り組みについてご紹介いたします。

①朝礼時に「5Sの実践」を毎日唱和をすることです。
全員で声に出して読むことで共通の認識となり、机の上が散らかっているとお互いに声を掛けあうようになりました。
①唱和時のシート.JPG
【写真1:唱和時のシート】

②帰社時には、机の上に何も置かずごみ箱も空の状態にすることです。
その中で、土曜日や日曜日にいらっしゃったお客様より「引っ越しをするんですか?」と聞かれたこともありました。
②帰社時オフィス内.JPG
【写真2:帰社時のオフィス内】

③必要最低限のものしかオフィス内に置かず、使用頻度の低いものに関しては、
ロッカーや収納棚を活用し、箱に入れて収納することです。デスク内に物が少なくなったことで探す時間が減り、時間の有効活用にもなっています。
③ロッカー内.JPG
【写真3:ロッカー内】

「5Sの実践」を徹底するようになってから、約半年ほど経ちます。私が一番実感している効果として、業務の質と量が上がったという所です。

以前は、書類をどこに置いたのかが不明確になることで探す時間を取られたり、仕事の効率が悪かったため、夜遅く残って仕事をしている日も多々ありました。そうすることで集中力が保てなくなり、その結果ミスが多くなるという悪循環に陥っていました。

現状は、少しずつではありますがデスク上やデスク内の整理整頓が行き届き、必要な書類のみしか置かないということを徹底しています。その結果、仕事の優先順位が明確になり、より多くの業務がこなせるようになりました。
また先日、先輩から「最近ミスが減ったね!」という嬉しいお言葉を頂きました。

今後の課題としては、倉庫などのお客様の目に直接触れないところにもいかに「5Sの実践」を徹底できるかというところです。お客様の目に触れるところだけでなく、そうでないところにも意識を向け、どこをとってもお客様に理想として頂ける社内環境創りを目指します。

その結果として、仕事の無駄や時間の無駄を省き、よりお客様との時間を創りだしていけるよう「5Sの実践」に努めて参ります。

以上、お読みいただきまして誠にありがとうございました。

次回のブログはの日本創造教育研修所大阪センターの菅野奈々(すがのなな)さんです。
こちらもどうぞご覧くださいませ。

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このブログ記事について

このページは、日創研採用サイトが2013年7月 5日 20:33に書いたブログ記事です。

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