人材育成通信をご覧の皆様、こんにちは。
明けましておめでとうございます。2014年最初の人材育成通信を、前田さんに続きまして森岡がお送りいたします。
今回は、私の感じた新入社員さんの成長ぶりについて、お伝えいたします。
昨年4月、日本創造教育研究所には大阪センターに1名、東京センターに4名の総勢5名の新入社員さんが入社されました。
各々業務の習得に励まれ、今では担当するお客様がいらっしゃったり、研修の申込処理や運営も任されたりするまでになりました。
そんな新入社員さん達にとって初めて大舞台で発表をする機会が、昨年末ございました。
12月28日・29日に全社スタッフが集まっての「年末会議」というものです。
年末会議とは、年末にして1年の中で唯一、全社員が大阪センターに集まる社内行事のことです。
各センターが1年間行った取り組みの振り返りと次年度の方針を発表することや、
特にその年優秀な成績を残した社員や努力をした社員の表彰を行うことが主な内容です。
普段顔を合わせないセンターの社員が集まり、交流することのできる貴重な機会です。
1年を締めくくり、次の1年のための鋭気が養われます。
そしてこの年末会議後の懇親会で、新入社員さんにとって大きな舞台がございます。
4月に入社される新入社員さんは、入社式と同時に「年末会議までの9か月間で創り上げる目標」を自分達で設定します。
業務の習得と並行してその目標達成のための取り組みを日常で行い、
会議後の懇親会の舞台でその結果を報告する、という場面があります。
【写真:発表の様子】
彼らにとっては初めて、150名ほどの全社員を前にして発表をする機会です。
緊張している様子もありますが、それでも努めて明るく元気に発表してくださいました。
今回、新入社員さんの目標は2つございました。
①感謝力向上のため、ありがとうカードを1名で780枚、5名全員合計で3900枚書く
②社会人としての教養と素養を身に付けるため、1名につき9冊のビジネス書を読み、感想文を書いてコメントを交換する
これを普段の業務と並行して行っていきます。
9か月という長期間にわたって行うものですので、いずれも付け焼刃の取り組みでは難しく、毎日少しずつコツコツと取り組んでこそ達成できる目標です。
さらに全員で達成するべき目標であるため、お互いの進捗を確認しながらゴールを目指すことが必要です。
この発表までに、特に進捗管理については苦労をしていたと聞いています。
普段の業務に加えての取り組みですので、学生から社会人になったばかりの新入社員さんには大変な悩みがあったとのことでした。
時が進むにつれできる仕事の幅も広がった分業務量も多くなり、目標に対する取り組みも並行して行うことは難しかったそうです。
それでも定期的に電話やメールで連絡を取り合って、お互いを励ましあいながら前向きに取り組まれていました。
そして年末会議本番までには、見事に目標を達成し、堂々と発表されていました。
【写真:達成率発表の場面】
それぞれが役割を果たして目標を達成し、「目標達成をすることの楽しさと、それに伴って自分が成長していることを実感した」と誇らしげに語っている姿に大変感動しました。
目の前の多くの先輩から承認の拍手をもらい、「やり切った」という表情をされているのが非常に印象的でした。
昨年4月に入社された新入社員さんは、私にとって初めての後輩です。
年の近い彼らが日々学び努力し、成長していく姿に非常に刺激を受けています。
そのような新入社員さんの姿を見て、「自分ももっと成長しなければ」という思いにも繋がりました。
新入社員さんに負けないように、自分自身が更に成長する為の目標を本年設定しております。
私は現在、お客様に研修の案内や提案を行う経営支援部という部署で、電話でのフォローを中心に行う内勤としてお仕事をしておりますが、
実際にお客様に訪問してフォローを行う外勤になるためのトレーニングを行っております。
その上で本年の目標として、
①無事に外勤としてデビューをする。
②お客様にお役に立てる情報を提供するため、研修の知識をより多く得て発信を行う。
以上の2つを掲げます。
日々の積み重ねを大切に、今後も頑張って参ります。
今回も最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
次回の担当は小島さんです。どうぞご期待くださいませ。
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