皆さん、こんにちは。
いつもブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。
今週は、東京センターの田村 枝里(たむら えり)が担当いたします。
宜しくお願い致します。
皆さんは、読書は好きですか?
学生の皆さんの中には、読んでいるけど授業の課題の為に仕方なく...
という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は先日、ある本を読んだことから気付いたことがありましたので、
その出来事について書かせて頂きます。
私は小さいころから読書が好きでした。
知らない世界を知ることができたり、新しい知識を得られたりすることに、
楽しさや喜びを感じていたからだと思います。
小学生の時は、年間の目標を設定して図書館に足しげく通っていたこともあります。
大学でも自分の専攻科目だけでなく、興味のあるもの、勉強したいものなど
色々と読んでいました。
(大学の図書館の蔵書の多さにわくわくしていた当時を思い出します...)
私の昔話はさておき、本題に戻ります。
実はいま、全センターのスタッフが同じ本を読んでいます。
『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔著、ダイヤモンド社、2011年出版)という本です。
22万部のベストセラーとなった本なので、皆さんもご存じではないでしょうか。
日本創造教育研究所では不定期に代表の田舞徳太郎から
全スタッフに向けて「宿題」が出されます。
毎回、内容もバラバラで、前回は'私の自慢話'でした。
前回の宿題が課されたのは、代表の田舞徳太郎が、私たち現場の経験や
体験を知りたい、と思ったからだと私は思います。
その後、全スタッフの'私の自慢話'がまとめられて、全員に配信されました。
他センターの先輩の体験や思いを知ることができ、
私にとってお仕事の励みとなる良い機会となりました。
今回の宿題は、『「入社1年目の教科書」を読んで、
仕事をしていくうえで何をどのように実践していくのか』という内容でした。
今回は宿題が出されると同時に1人に1冊、この本が配られました。
宿題の意図を自分なりに考えてみると、この本を通して改めて
自分自身の仕事を振り返ること。
また、自分の課題を見つけ、目標を立てながら、より質の高い仕事を
していくためなのではないか、と考えています。
ちょうど本日読み終わったのですが、実は、タイトル通り入社1年目に既に読んだことがありました!
読んだきっかけは、入社1年目に、ビジネス書や仕事に関する読書をする、
という課題の一環で、タイトルに惹かれて自ら「読みたい」、と思って
手に取ったことです。
弊社では、入社1年目に同期どうしで、みんなで取り組む目標を設定します。
4月から12月まで取り組んだ結果と成果を、全スタッフに向けて発表もします。
発表は、12月末に行われる年末会議で行います。
年末会議とは、全センターのスタッフが大阪の本社に集まっておこなう会議で、
その中で新入社員の発表の時間を頂いております。
入社式の翌日で、まだ仕事について分からない状態で決めるので、
詳しい業務内容というよりは、「一番先に電話を取る」や「大きな声で挨拶をする」など
新人でも出来る事を設定していきます。
私たち入社2年目の代は、
①39プロジェクト(ありがとうカードを5人合わせて3900枚書く)
②読書(月に1冊読み、感想と要約を書き、お互いに感想も述べ合う)
の2点を設定しました。
1年目だからこそ、やっておくべきことは何だろう、と皆で考えながら決めました。
①については「感謝する力とその感度を上げるため」
②については「必要な知識を得て、基礎基盤を作るため」
という目的をもって設定しました。
読書の課題では、要約や感想をネット上にアップして、
いつでもお互いの取り組みを読めるようにしていました。
一年前のことなのですっかり忘れていましたので、久々に当時の感想文を読み返してみました。
すると、ただ読んで終わっていたわけではない事が分かりました。
自分が書いた要約と感想の中に、今でも意識している事、注意していることが書いてあったのです。
具体的には、
・自分より一つ上の立場の目線で考える事
・100点満点を目指さない事
・質問はメモを見せながら
以上の3点です。
特に、「100点満点を目指さない事」は私にとって衝撃的で、課題でもある点です。
著者が言わんとするところは、
"新人なのだから、そもそも一人の力で100点の仕事が出来るわけがない。
会社は限られた時間の中で、チームで成果を作っていく場なのだから、
分からないところは周囲を頼っていくべきである。
周囲の力を借りて、何度も修正を加えて100点に近付けていけばよい"といったところです。
学生時代は、一発勝負の試験ばかりやってきたのでこの考えは目からうろこでした。
加えて、人を頼ることが苦手な私は、人に聞くことは恥ずかしいとさえ思っていました。
しかし、著者の言葉にとても納得でき、また会社でも先輩方が丁寧に教えて下さり、
少しずつですが一人で抱え込まずに100点を目指していけるようになりました。
一人で考えても分からない点はすぐに聞きに行ったり、確認しに行ったり、
といった事が出来る様になりました。
また、悩んでいる事を素直に先輩に相談する(話す)ことで
すぐに解決策が見つかる、といったこともありました。
著者が述べているように、多くの方の協力を得られることで
仕事のスピードや質が格段にアップすることを実感しました。
まだまだこの部分については課題が残っていますが、
昨年に比べたらいろいろな人に協力を求めていけるようになったと思います。
2回目の読書では、納得できる部分が増えたうえ、
私の課題の解決策となる内容もありました。
たとえば、「ペース配分」についてです。
特に昨年は、目の前の事すべてに全力投球をしてしまい、
大事な部分で力を発揮しきれない、といったこともありました。
次第に仕事のスケジュールを自分で管理するようになり、
自分の仕事のペースも掴めてきたことで、メリハリをつけて取り組めるようになりました。
現在、「自分の仕事の癖や行動パターンを把握すること」は出来てきているので、
次は「自分にあった仕事のやり方を身に付ける事」を課題として
取り組みたいと思っています。
代表からの宿題のおかげで、また一つ自分の成長を実感することが出来ました。
この様な機会を下さった代表に感謝します。
また、継続してきた自分を認めて、自信に繋げていきたいと思います。
1年前に読んだときよりも、多くの経験や体験を得られた今、
さらに多くの学びがあると期待しながら毎日楽しく読んでいます。
皆さんも、以前に読んだ本をもう一度読んでみてはいかがでしょうか。
就職活動中のいま、改めて読み返すことで、新たな発見や気づきがあるかもしれません。
今週は以上です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
次回の担当は東京センターの笹原利浩さんです。
宜しくお願い致します。
▼成功発想塾の動画を公開中
いつもブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。
今週は、東京センターの田村 枝里(たむら えり)が担当いたします。
宜しくお願い致します。
皆さんは、読書は好きですか?
学生の皆さんの中には、読んでいるけど授業の課題の為に仕方なく...
という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は先日、ある本を読んだことから気付いたことがありましたので、
その出来事について書かせて頂きます。
私は小さいころから読書が好きでした。
知らない世界を知ることができたり、新しい知識を得られたりすることに、
楽しさや喜びを感じていたからだと思います。
小学生の時は、年間の目標を設定して図書館に足しげく通っていたこともあります。
大学でも自分の専攻科目だけでなく、興味のあるもの、勉強したいものなど
色々と読んでいました。
(大学の図書館の蔵書の多さにわくわくしていた当時を思い出します...)
私の昔話はさておき、本題に戻ります。
実はいま、全センターのスタッフが同じ本を読んでいます。
『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔著、ダイヤモンド社、2011年出版)という本です。
22万部のベストセラーとなった本なので、皆さんもご存じではないでしょうか。
日本創造教育研究所では不定期に代表の田舞徳太郎から
全スタッフに向けて「宿題」が出されます。
毎回、内容もバラバラで、前回は'私の自慢話'でした。
前回の宿題が課されたのは、代表の田舞徳太郎が、私たち現場の経験や
体験を知りたい、と思ったからだと私は思います。
その後、全スタッフの'私の自慢話'がまとめられて、全員に配信されました。
他センターの先輩の体験や思いを知ることができ、
私にとってお仕事の励みとなる良い機会となりました。
今回の宿題は、『「入社1年目の教科書」を読んで、
仕事をしていくうえで何をどのように実践していくのか』という内容でした。
今回は宿題が出されると同時に1人に1冊、この本が配られました。
宿題の意図を自分なりに考えてみると、この本を通して改めて
自分自身の仕事を振り返ること。
また、自分の課題を見つけ、目標を立てながら、より質の高い仕事を
していくためなのではないか、と考えています。
ちょうど本日読み終わったのですが、実は、タイトル通り入社1年目に既に読んだことがありました!
読んだきっかけは、入社1年目に、ビジネス書や仕事に関する読書をする、
という課題の一環で、タイトルに惹かれて自ら「読みたい」、と思って
手に取ったことです。
弊社では、入社1年目に同期どうしで、みんなで取り組む目標を設定します。
4月から12月まで取り組んだ結果と成果を、全スタッフに向けて発表もします。
発表は、12月末に行われる年末会議で行います。
年末会議とは、全センターのスタッフが大阪の本社に集まっておこなう会議で、
その中で新入社員の発表の時間を頂いております。
入社式の翌日で、まだ仕事について分からない状態で決めるので、
詳しい業務内容というよりは、「一番先に電話を取る」や「大きな声で挨拶をする」など
新人でも出来る事を設定していきます。
私たち入社2年目の代は、
①39プロジェクト(ありがとうカードを5人合わせて3900枚書く)
②読書(月に1冊読み、感想と要約を書き、お互いに感想も述べ合う)
の2点を設定しました。
1年目だからこそ、やっておくべきことは何だろう、と皆で考えながら決めました。
①については「感謝する力とその感度を上げるため」
②については「必要な知識を得て、基礎基盤を作るため」
という目的をもって設定しました。
読書の課題では、要約や感想をネット上にアップして、
いつでもお互いの取り組みを読めるようにしていました。
一年前のことなのですっかり忘れていましたので、久々に当時の感想文を読み返してみました。
すると、ただ読んで終わっていたわけではない事が分かりました。
自分が書いた要約と感想の中に、今でも意識している事、注意していることが書いてあったのです。
具体的には、
・自分より一つ上の立場の目線で考える事
・100点満点を目指さない事
・質問はメモを見せながら
以上の3点です。
特に、「100点満点を目指さない事」は私にとって衝撃的で、課題でもある点です。
著者が言わんとするところは、
"新人なのだから、そもそも一人の力で100点の仕事が出来るわけがない。
会社は限られた時間の中で、チームで成果を作っていく場なのだから、
分からないところは周囲を頼っていくべきである。
周囲の力を借りて、何度も修正を加えて100点に近付けていけばよい"といったところです。
学生時代は、一発勝負の試験ばかりやってきたのでこの考えは目からうろこでした。
加えて、人を頼ることが苦手な私は、人に聞くことは恥ずかしいとさえ思っていました。
しかし、著者の言葉にとても納得でき、また会社でも先輩方が丁寧に教えて下さり、
少しずつですが一人で抱え込まずに100点を目指していけるようになりました。
一人で考えても分からない点はすぐに聞きに行ったり、確認しに行ったり、
といった事が出来る様になりました。
また、悩んでいる事を素直に先輩に相談する(話す)ことで
すぐに解決策が見つかる、といったこともありました。
著者が述べているように、多くの方の協力を得られることで
仕事のスピードや質が格段にアップすることを実感しました。
まだまだこの部分については課題が残っていますが、
昨年に比べたらいろいろな人に協力を求めていけるようになったと思います。
2回目の読書では、納得できる部分が増えたうえ、
私の課題の解決策となる内容もありました。
たとえば、「ペース配分」についてです。
特に昨年は、目の前の事すべてに全力投球をしてしまい、
大事な部分で力を発揮しきれない、といったこともありました。
次第に仕事のスケジュールを自分で管理するようになり、
自分の仕事のペースも掴めてきたことで、メリハリをつけて取り組めるようになりました。
現在、「自分の仕事の癖や行動パターンを把握すること」は出来てきているので、
次は「自分にあった仕事のやり方を身に付ける事」を課題として
取り組みたいと思っています。
代表からの宿題のおかげで、また一つ自分の成長を実感することが出来ました。
この様な機会を下さった代表に感謝します。
また、継続してきた自分を認めて、自信に繋げていきたいと思います。
1年前に読んだときよりも、多くの経験や体験を得られた今、
さらに多くの学びがあると期待しながら毎日楽しく読んでいます。
皆さんも、以前に読んだ本をもう一度読んでみてはいかがでしょうか。
就職活動中のいま、改めて読み返すことで、新たな発見や気づきがあるかもしれません。
今週は以上です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
次回の担当は東京センターの笹原利浩さんです。
宜しくお願い致します。
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