人財育成ブログをご覧の皆様こんにちは。
東京センターの野本 敬子です。
今回は、入社2年目の社員が行っている新人合宿について
私達の代の取り組みをご紹介します。
新人合宿とは2ヶ月に1回、同期で集まり先輩社員の方々から
毎回様々なテーマについて講義を頂きます。
今年も3月~11月まで大阪箕面にある弊社の研修施設
明徳庵で行っています。
第1回の新人合宿の際に、私達全員に共通した強みを元に
新人合宿のテーマを決定しました。
私達のテーマは
『笑顔と人を喜ばせる力を活かして切磋琢磨するぞ!!』です。
新人合宿では先輩方から
"創業の精神について"や"経営理念について"等、毎回講義を頂きます。
その他に、私達の代の取り組みとして
自分達で1年を通して何か形に残るものを作ろうと
5月の合宿から取り組んでいる事があります。
それは、各研修のFABEを作る。というものです。
私達4人はオフィスの中からお電話を通して
お客様のフォローや研修提案を行っています。
提案営業のスキルが向上することで
より、お客様に役立つ研修の提案ができると考え
研修のFABEを作成することにしました。
たくさんある研修の中から9つの研修を選び、FABEを作ります。
今回はFABEを作成後すぐに実践できる。という観点から、
"その時期に提案営業する研修""自分たちの提案したい研修"
の2点を基準に選びました。
FABEとは
特徴(Feature)
利点(Advantage)
利益(Benefit)
根拠(Evidence)
の略です。
これは、
営業スキル研修の中で使われている1つの技法です。
例えば、業績アップ研修のFABEを、私達は以下のようにまとめました。
特徴(Feature)
→変動費・固定費の削減、売上アップ
利点(Advantage)
→自社の財務体質を改めて見直すことができる。
利益(Benefit)
→経営感覚が身に付く。コストに対する意識が高まる。
根拠(Evidence)
→2014年大阪開催(264名)平均実績
売上117.5% 変動費削減額237万円 固定費削減額178万円
【
業績アップ6か月研修】
このように、研修のFABEを作成することで商品知識が深まります。
そのことにより営業スキルが向上しより、お客様の問題解決に役立つ
研修提案をすることができるようになります。
私達の取り組み方としては、5月の新人合宿から7月の新人合宿までの2ヶ月間の中で
全員が3つの同じ研修のFABEを作成します。
それを2週間に1回共有しながら、FABEの内容をより質の高いものにしていきます。
7月の新人合宿の際には、ブラッシュアップしてきたFABEを完成させます。
そしてそれを元にロールプレイングを行い
実際の業務で活かせるよう、自分自身に落とし込んでいきます。
同じことを、7月~9月、9月~11月と繰り返し行い
最終的に9つの研修のFABEと、その研修の営業スキルを身に付けることができるようになります。
この新人合宿を通し、先輩方が教えて下さる日創研の根本精神だけではなく
それを元に実際の業務である、営業スキルの向上ができるよう、全員で取り組んで参ります。
次回は名古屋に移りまして、堀内(ほりうち)さんが担当します。
お楽しみに!
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