---------------------------------------------------------------------------------------------------------
まずは、この度の北陸地方の連日の大雪の影響により被災された皆様へ
心からのお見舞いを申し上げます。
国道8号線の立ち往生がようやく解消されたとはいえ、
現在も物流や多くの皆様の生活に、引き続き影響が出ていると拝察しております。
地元にお住まいの皆様の懸命な除雪作業の映像を見るにつけ、
一日も早く元の生活を取り戻して頂けるよう、心からご祈念申し上げております。
株式会社日本創造教研究所 代表取締役社長 松原 誠
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
●お店の名前に温もりを込めた「喜鳥家(きどりや)」
先日、兵庫県姫路市に6店舗をドミナントで出店している焼き鳥店の、
「喜鳥家(きどりや)」さんを訪問してきました。
お店の名前の最後が「家」となっていることに、皆さんお気づきでしょうか?
これは創業者である齋藤孝幸社長が、
「おいしい焼き鳥を、温かみのある家で召し上がって頂きたい」
という思いを込めて、社名を決める時に、
「喜鳥家(きどりや)」と名づけられたそうです。
全品均一価格で、おいしさとボリュームで価格の安さをも売りにしている。
皆さんもよくご存じの最大手の焼き鳥チェーンも、
ここの牙城を崩すことができない・・・。
喜鳥家(きどりや)は利益が出る仕組づくりと人財の育成を両立し、
390円均一で、二桁以上の経常利益を計上しています。
平成29年度サントリー黒烏龍茶1.5Lペットボトルが、
飲食チェーンの中で全国一の販売と認められ、
サントリーから感謝状を贈られています。
齋藤孝幸社長は、
「スタッフの皆さんは、人生をかけている人たちだから、幸せになって欲しい」
という念いから、幹部・社員さん・アルバイトさんに学ぶ場を提供しています。
アルバイトリーダーは、月刊『理念と経営』の社内勉強会に参加しています。
月刊『理念と経営』は、自費で購入してもらっているそうですが、
もちろん頑張ったら、その分は会社が後で補っています。
店長や幹部は毎月、顧問税理士を呼んで、
決算書(P/L)の勉強会を開催しておられます。
「自分たちが、年収をいくら欲しいのか?」
「その分を、どうやって利益を出していくか?」
そのためには、 売上は?変動費は?粗利益は?固定費は?経常利益は?・・・、
と経営知識を身につけ、皆さんが知恵を出しあっています。
そして、独自の料理・独自のサービス・独自の接客を創り出しています。
全社員が経営の勉強することが大切ですね。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
★経営知識
〇経営知識とは?・・・・言われてもよく分かりませんよね。
社長・経営幹部・社員・パート・アルバイトさん、
全ての人が会社経営に携わっていますが、
意外と経営の勉強(経営知識)をしていないというのが、
残念ながら実態ですね。
その証が、中小企業の約3分の2が赤字経営ということです。
適正利益が出せなければ、会社を永続させることは出来ません。
それでは、ここで質問です。
「成功した経営者・経営幹部は、なぜ成功したのか?」
「失敗した経営者・経営幹部は、なぜ失敗したのか?」
あなたの答えはどうでしょう?
★経営知識とは・・・・?
○経営知識とは「原理・原則」とも言えますね。経営の原理・原則
経営には、原理・原則があり、原理・原則から外れると
「理」にかなわないことや「則」していないことするとをするから、
業績低下を招いてしまいます。
経営の原理・原則を学ぶ知ることがとても大切です。
経営をしている、あるいは経営に参画しているのに経営の勉強していないことが、
自分たちで問題を生み出す経営をしてしまうことになります。
先ほどの質問に対する答えの一つです。
「成功した経営者は、なぜ成功したのか?」→ それは、成功するようにしたからだ。
「失敗した経営者は、なぜ失敗したのか?」→ それは、失敗するようにしたからだ。
(そりゃ、そうだけど・・・)と、聞こえてきそうですね。
そうです。
原理・原則に沿っていない時に、
品質やサービスの低下を招き、
クレームを引き起こし、さらにその対応が遅れると、
お客様が離れてしまう原因になるのですね。
経営には、「変えてはいけないこと」と「変えなければいけないこと」があります。
これも経営知識ですね。
業績アップ6か月研修で学んだ皆さんは、覚えていますか?
「変えてはいけないこと」を人件費やコストを使って、変えてしまう。
「変えなければいけないこと」を人件費やコストを使って、変えない。
「変えなければいけないもの」プロダクトイノベーション(商品・技術・サービスの変革)
企業経営は、悪くなるのは早いです。
あっという間に業績は悪くなってしまいますね。
「経営知識は日々の積み重ねで身につくもの。経営の勉強を続けていますか?」
株式会社日本創造教育研究所(日創研)
コメントする