10年後の2028年、日本は人口減少と少子高齢化に
さらに拍車がかかり、日本人の人口推計が約1億1,700万人と、
約800万人以上も減少する予測です。
(参照:国立社会保障・人口問題研究所日本の将来推計人口(平成29年推計))
10年後の自社のビジョンと、目指すべき方向性を
今から明確にしておくことで、外部環境に左右されずに
ビジョン実現を目指した経営をして頂きたいと願っています。
今年から、ビジョン経営沖縄セミナーは、
創業者の田舞徳太郎に、
実践ビジネススクール・実践マーケティング塾でおなじみの
古永泰夫が加わります。
ビジョンの作成手順に加えて、
新たにマーケティングの視点が加わった学びと共に、
広大な沖縄の青い海が、ビジョン構築の大きな手助けとなります。
少子高齢化で、まさに国難と言える危機が訪れることは自明です。
自社の10年後のビジョンを沖縄の地で、ぜひ今から描いておいて頂きたく、
切にお願いを申し上げます。
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■「マーケット」が変われば、「ニーズ」も変わる!・・・このマッチングが大切!
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月刊『理念と経営』4月号
巻頭対談「やはり、"商品"こそが顧客創造の入り口である」より。
東京大学 伊藤 元重名誉教授
株式会社吉野家ホールディングス 安部 修仁会長
2003年のBSE問題で牛丼の販売のストップを余儀なくされました。
多品種提供に切り替えて、経営危機を乗り越えられました。
吉野家のウリであった「うまい・やすい・はやい」も変えました。
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新たなマーケットにチャレンジするときは、必ずしもそうでもないんです。
4年前の「牛鉄鍋膳」の発売では、「うまい、やすい、ごゆっくり」という
キャッチフレーズでテレビCMを打ちました。
「うまい、やすい、はやい」は、われわれの仕事の仕方のことも言っているわけです。
クイックサービスはうちの特徴で普遍的なものですが、
あまりこればっかり言っていたので、
お客様が「早く食べて帰らなきゃいけない」と・・・・。
時代とともに、ファミリーやシルバー、女性をターゲットにしていくため、
あえて「うまい、やすい、ごゆっくり」と言ったんです。
女性のお客様の比率は増えましたね。
もちろん、テーブル席を設けたり、メニューを増やすなど
ハード面やイメージも変えていかないといけません。
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■新しい市場を創り出す
マーケティングとは?・・・マーケット(市場)お客様の集まり。
イング (ing現在進行形)創り出すこと。
つまり、お客様を創り出すことです。
マーケティングには、「4P」と言って、4つの要素があるといわれています。
Product (プロダクト) =製品
Price (プライス) =価格
Place (プレイス) =流通・立地
Promotion(プロモ―ション =販売促進
お客様を創り出す上で、とても重要なポイントです。
4Pはマーケティング・ミックスとも呼ばれ、
「マーケティングの神様」と呼ばれるフィリップ・コトラーの手によって、
広く世に知られるようになりました。
この4Pの要素の組み合わせが、戦略のストーリー上で整合していないと、
お客様を創り出すことが出来ないのですね。
皆さんの会社の「4P」は、戦略のストーリー上で整合出来ていますか?
株式会社日本創造教育研究所(日創研)
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